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梅毒は他人事ではない!自分やパートナーを守るために特徴と予防を知ろう(その1)

カテゴリー:コラム

2022年3月1日

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梅毒を疑った場合は「性感染症内科」「泌尿器科」「皮膚科」のクリニックを受診しましょう。梅毒の症状や治療に慣れているのは、「性感染症内科」「泌尿器科」を扱っているクリニック・病院です。迷った場合はこれらの診療科目を持つ病院を受診すると良いでしょう。
梅毒の原因となるのは「梅毒トレポネーマ」という細菌です。梅毒といえば「性的接触」によって感染するイメージをお持ちの方が多いと思います。実際に性的接触を介した感染は多いと考えられますが、キスも感染経路となる点に注意が必要です。口の中の傷口からも梅毒の原因菌に感染するためです。

梅毒と診断された場合は、ペニシリン系の抗生物質を用いることが基本です。
症状が見られなくなっても自分で勝手に治療を中止してはいけません。梅毒の症状が再び現れたり、場合によっては抗生物質が効かない細菌を生み出す事につながったりするためです。

梅毒を疑った場合は「性感染症内科」「泌尿器科」「皮膚科」のクリニックを受診しよう

梅毒の症状や治療に慣れているのは、「性感染症内科」「泌尿器科」を扱っているクリニック・病院です。迷った場合はこれらの診療科目を持つ病院を受診すると良いでしょう。
陰部以外の場所に症状がある場合は、皮膚科の受診もおすすめです。梅毒だと思っていても、実は他の病気の可能性もあるため、皮膚科の医師に診察してもらうと安心です。

梅毒の主な感染経路は性的接触だがキスも感染経路となりうるため注意が必要

梅毒の原因となるのは「梅毒トレポネーマ」という細菌です(*1)。梅毒といえば「性的接触」によって感染するイメージをお持ちの方が多いと思います。実際に性的接触を介した感染は多い(*2)と考えられますが、キスも感染経路となる点に注意が必要です。口の中の傷口からも梅毒の原因菌に感染するためです。梅毒の原因となる梅毒トレポネーマは、
精液膣からの分泌液精液傷口からの液体
に含まれています。効果的な予防法としては
・そもそも性的接触を持たない
・やむを得ず性的接触を持つ場合はコンドームを適切に利用する
ことが挙げられます。ただし、母子感染による梅毒(*3)もあるため注意が必要です。

梅毒の症状

梅毒トレポネーマに感染すると、10日〜90日間の潜伏期間があります。
その後、「無治療」で経過した場合は以下のような自然経過をたどります。

早期梅毒

(1)早期梅毒第1期
これは梅毒トレポネーマに感染してから1ヶ月くらいで見られる状態です。この状態では梅毒の感染が起こった場所(陰部、肛門、口の中、唇)に症状が現れることが多いです。典型的な所見としては
・初期硬結 (しょきこうけつ: 痛みのないしこりのようなもの)
・硬性下疳 (こうせいげかん: 初期硬結部位を中心にできる潰瘍)
が知られています。
また感染が起きた場所のリンパ節が腫れることもあります。早期梅毒第1期を無治療で放置しても、症状は自然に治まって消えることが多いとされています。しかし、症状が消えず次の段階の症状が重なってくる患者様もいらっしゃいます。また症状が消えたからといって梅毒の原因菌が体から消えたわけではなく、他人に梅毒を感染させる状態を長く維持していると考えられます(*4)。

(2)早期梅毒第2期
これは梅毒トレポネーマに感染してから1ヶ月〜3ヶ月でみられる状態です。この状態では「梅毒の症状」がはっきりと現れ始めます。この時期に現れうる梅毒の症状としては以下のものが知られています。
・発熱や頭痛
・喉の痛みやリンパ節の腫れ
・体のだるさ
・ばら疹(淡くて赤い斑点)
・扁平コンジローマ(平たいイボのようなもの。梅毒に感染することが原因で生じる)
他にも、梅毒感染を原因とした脱毛(*5)も知られています。

後期梅毒 感染から1年以上経過した活動性のある状態です。

(1)第3期梅毒
後期梅毒のうち、感染から数年を経て色々な臓器で症状が見られる状態です。以下のような症状が見られるとされています。
・心臓や血管の病変
・ゴム腫(内臓にできるゴムのようなしこり)
・神経梅毒(梅毒感染によって起きる神経の異常)
・結節性梅毒疹(赤銅色のしこりができる)
現在の日本の医療水準では、第3期梅毒まで進行した梅毒が見られることはまれとされています。

梅毒治療には抗生物質の飲み薬を使う

梅毒と診断された場合は、ペニシリン系の抗生物質を用いることが基本です。症状が見られなくなっても自分で勝手に治療を中止してはいけません。梅毒の症状が再び現れたり、場合によっては抗生物質が効かない細菌を生み出す事につながったりするためです。
梅毒は進行した状態で発見されるほど、治療期間が長引きやすくなります。万一梅毒を疑う場合は早めに医療機関を受診して適切な治療を早めに開始することが大切です。

まとめ

・梅毒を疑った場合は「性感染症内科」「泌尿器科」「皮膚科」のクリニックを受診しよう
・梅毒の主な感染経路は性的接触だがキスも感染経路となりうるため注意が必要
・梅毒トレポネーマに感染すると、10日〜90日間の潜伏期間がある
・梅毒治療には抗生物質の飲み薬を使う


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